名古屋めしは、愛知県名古屋市を中心とする中京圏が発祥、もしくは中京圏で発展した食事の総称である。
発祥は大阪といわれ、一般的にはどて焼き。 鉄板の上に味噌で土手を作り、その中でホルモンを焼く土手焼きがあり、いつの間にか牛スジを煮込むようになった。 中部地区はどて煮と呼ばれる。味噌は八丁味噌など豆味噌を使用し牛スジを煮込む。戦後まもなく屋台でうまれた味。 どて煮をご飯にかけたものをどて飯と呼び、これも名古屋名物。どて丼としてメニューにある店もある。
牛スジのほかに大根、人参、こんにゃく、はんぺん、卵などを入れて煮込むこともある。豚のホルモンを入れることも。
江戸時代のころからあるおでんだが、やはりこの地域では赤味噌を使う。 八丁味噌など赤味噌ベースのダシでおでんの具を煮込むが、コンビニでは関東・関西風のダシに味噌ダレをつけて販売している。具としては大根、たまご、こんにゃく、はんぺんなど。どて煮と味噌おでんが別々に売られている店もあれば、一緒にされてしまってどちらかの名前で売られている店もある。
名古屋市千種区向陽1-12-29 日曜定休 営業時間 17:00~23:00 地下鉄 東山線「池下駅」より徒歩5分
名古屋市中区栄2-1-14 土日祝定休 営業時間 11:30~13:30 17:00~22:00 地下鉄 東山線・鶴舞線「伏見駅」より徒歩3分
・どて飯の素のレトルトや缶詰が販売されている。 ・どて煮をのせたどて丼はそのままでも美味しいが、濃く感じる人は温泉卵をのせると少しマイルドになって食べやすい。 ・どて煮と串カツのあるお店でどて煮に串カツを入れてくれるように頼むとやってくれる店もある。 ・矢場とんの味噌カツはどて煮から生まれたので、どて煮もメニューとしてあり、おいしい。
味が濃いと感じる人もいますが、味噌辛いほど濃くはないです。どて丼はどて煮の味噌がご飯にしみておいしいです。どて煮、味噌おでんの具材は味噌の味に合うものばかりです。 味噌おでんではない関東・関西風のおでんのときに活躍するのが、名古屋でお馴染みの市販のつけ味噌です。からしの代わりに味噌をつける人も多いと思います。おでんのどの具に味噌が合うかいろいろ付けてみると新発見もあっていいと思います。 おでんとは異なりますが、湯豆腐に味噌をつける味噌田楽もおいしいのでオススメです。