名古屋めしは、愛知県名古屋市を中心とする中京圏が発祥、もしくは中京圏で発展した食事の総称である。
名古屋めしとして定着しているが、実は名古屋発祥ではない。 三重県津市にある千寿という店が元祖。天ぷら定食のお店をしていた初代水谷ヨネさんが、忙しくて昼食を作る暇がなかったので、車エビの天ぷらを切っておむすびの中に入れて夫に出したところ、好評だったことから始まる。 まかないとして誕生しはじめは常連客の裏メニューだったがあまりに評判がよく商品となる。
衣にはタレがかかっている。 アカシャエビが使われるところが多いがお店によって異なる。
大きさは普通より小さめの一口サイズ。 お米の種類はお店によって異なる。
そえられたきゃらぶきも人気。きゃらぶきとは蕗の佃煮のこと。 おむすびだけあってテイクアウトできる店がほとんど。 冷めても味が落ちないのが特徴。
名古屋市中区大須4-10-82 火、水定休 営業時間 8:30~18:00 地下鉄 名城線・鶴舞線「上前津駅」より徒歩3分
名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ店B1F 営業時間 10:00~20:00 不定休 高島屋に準ずる JR「名古屋駅」より徒歩1分 テイクアウト専門店
・名古屋の千寿は三重の千寿から作り方を教えてもらい店を出した。のれん分けともいえる。そこから名古屋に根付いた。 ・10月6日は天むすの日。「10(てん)6(む)す」の語呂合わせにちなみ、有限会社天むす・すえひろが自ら制定した。 ・海苔の巻き方は当時流行した美智子様の独特のストールの巻き方からきている。 ・天むすは縁起物とされている。海老は長寿の縁起物、天むすは「天と人を結ぶ」という語呂合わせになっていることから。 ・どこの店もたいてい1人前5個。最高で50個以上食べた人がいるらしい。
昼ご飯にすることが多いです。エビ天にも甘辛いタレがかかり味が付いているので美味しいです。そして普通のおにぎりより少し小さめのありがたい一口サイズ。 店員さんの天むすを作ってから箱に詰めるまでのスピードは非常に早いです。天むすの形は店によって三角だったり丸だったり。 きゃらぶきは旦那さんが沢庵が苦手だったため、かわりに入れていたものでしたが、現在では天むすにはきゃらぶきがつきもの、というほど天むすには欠かせないものになっています。